中国語を勉強していて、わすれがちな台湾の人

自分でも驚くのですが、「あなたは中国語を何年勉強していますか?」と問われたら。
习了2、3年了。2-3年です。 と言いたいのですが、計算すると5-6年になっています。
そんなに勉強しているのかな。 光陰矢の如し、学成り難しを実践しています。

何年も中国ということを意識していると、中国の歴史や地理なども少しずつですが自然に頭に入ってきます。
中国語=中国人というイメージも普通になります。

自分は東京に住んでいますが、中国人らしき集団に「你们是中国人吗?」あなたがたは中国人ですか?
と問うと「台湾人です。」ということが何度かありました。
一度など、九段下駅でしたから、考えてみれば靖国神社に行く中国(大陸)人はたぶんいないなと反省しました。

それからは、あまり質問しないようにしようということを考えていたら、台湾の人も日本では無言で旅行するという情報を知りました。
台湾人 無言」などで検索すると、台湾の人は無言で日本旅行しているという記事がたくさんでてきます。

それを最近、身近で実感しました。
めずらしく近くの「すき家」へ牛丼を食べにゆきました。 牛肉たっぷりの牛丼セットを注文。 豚汁と、おしんこが付いて490円だったかな。安いでしょ。 それにビール瓶を頼んで。 すると、ちょっと変わったコップが付いてきました。 ゆっくりカウンター席で楽しんでいたのですが、観光客とおぼしき女性たち5-6人が入ってきました。 若い人、年配の人半々くらい。 ヒソヒソと話しながら、メニューを持ってひとりずつ注文して金を払います。 あれ? 後払いじゃないのと思いながらも、店員は普通に対応しています。 注文が、一人一人並んで、メニューを持って、無言で指で示します。 店員は若い男性で、マニュアルロボットのような感じ(失礼)で動いているので、無言でも問題ないようです。 一人頼んでは、厨房に行って、注文票を切り。

ちょっと興味深く見ていたら、一人ひとり注文が違っていました。それに対し店員は何度も間違えて出しています。 女性は無言で首を振って違うというジェスチャー。
近くの女性は、すき焼きセットが出てきて、鍋には火が着いて、かき回すとうどんも出てきて。 生卵も大丈夫な感じ。 ゆったりとした笑顔。 まだ来ない人には特に遠慮もしていません。

見ていると、目があって、ちょっと微笑み。 でも話し出せない雰囲気。
無言のようですが、同僚とは静かに何か話していますし、楽しんでいるようです。

あーこれは絶対に、この方々は台湾の人だと感じました。 というより、忘れかけていた日本の風景のようだとさえ感じました。
そして、話しかけなくてよかったなーと。 変なおっさんが旅の食事の雰囲気を台無しにしたかもしれなかったし。
とにかく言葉がなくても伝わる気持ちがあった。  という情景が印象に残っています。

すき家にて

中国語学習帳初級(シュエシーノート2)

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