暑い季節ですが、テレビではテニスの錦織さん、高校野球、なでしこサッカーなど、スポーツ番組が盛んです。選手の皆さんにはこの季節、暑さは本当に大変でしょうね。
ところで、日本人が中国に行って会話が全く通じなくても、漢字での筆談で意味が伝わると言います。もちろん意味が違うものは誤解されることがあるとは想像できます。
それで、スポーツに関して筆談したとしたら、当然勝ち負けの話題がでることになります。
そのときの筆談で中国の人が 「贏」と書いたら理解できますか。
自分はさっぱりです。 見たことのない字です
中国語の先生は、この漢字を覚えるのに「亡口月貝凡」と漢字を分解して覚えたそうです。
Yíng:“Wáng kǒu yuè bèi fán”と発音しながら書いたんでしょうね。
これが勝ちを意味するなんて初めて知りました。
ちなみに勝ちの反対である負けるは、
この漢字も負けるなどという意味には思えません。
勝、敗、負、でも意味は通じるようですが、なんだかニュアンスが違うようです。
・ネットで検索したら、漢字文化資料館という日本のサイトのページに、输、贏のことが書かれていました。物を運んで余った側が勝ち、足りなくなる方が負けだそうです。
なるほど。 日本の漢字にあるんですね。 贏は、エイと読むようです。 こちらのサイト、他の記事もおもしろいです。
・「亡口月貝凡」で百度を検索したら、中国のブログ記事にありました。
笑添添的博客 分解したそれぞれの字に意味を持たせて、事業の成功訓としているというものです。たとえば、「亡」は、現状に満足してしまい、危機感を忘れるなです。 なるほど、ためになります。
漢字を分解するとしても、画数が多すぎるのでフォントがよくわかりません。しかも簡体字ですし。
最初は、盲月见凡と分解、でも亡口月见凡かなと思ったら、亡口月贝凡でした。
见(見:みる)と贝(貝:かい)は、よく似てますし。